工具について実用性は一番だと思いますが何でも良い訳ではなくて工具選びの際はブランド=信頼性、デザインなどこれから長く使う事を考えてちょっと高くても良いものをとか考えると結構迷う時があります。また、買っても何かしっくりこないとか失敗したなんてよくある事です。そんな中でデザインが好きなのは 「これ」
SANKIの薄口コンビネーションレンチです。薄口スパナとも云います。薄いと云っても10mmで厚みが4mmありますから普通に使えます。表面は光沢のあるメッキです。凹凸とメーカーのロゴが実用性とアクセントになっています。単体でもいいデザインですがセットだと余計見栄えがします。最近のスポーツバイクでは出番がないのがさみしいですが。
曲げの加工精度がすごくいいです。8枚重ねてもそれぞれ紙一枚の隙間もない位ぴったりします。
普通のはこんな感じで隙間ができます。本来重ねるものではないのでしょうが重ねると見栄えしません。
こちらはタンゲのヘッドセットスパナが同じものが2枚あったので重ねてみたところ
こんなに隙間が・・・・この角度は作業する上ではそれほど重要ではありませんが同じ商品でこれだバラつくのは加工精度が悪いと云う事になりますか。それとこのレンチはトルクを掛けて使うと結構たわむと云うか横に広がる感じになります。デザインは良いと思うんですが実用性はあまり良くないですね。
こういうスパナは当然単体で使うものですがセットで保管したりするのでその時のおさまり具合だとかツールキャビネットの中での存在感だとか見た目のデザインは工具選びで大事な要素だと思います。使う使わないは関係なく私のお気に入りの工具になります。そしてもう生産していないようなロゴとかブランドは大好きです。